三代目披露公演
にむけた準備は
刻々と迫ってきています。
10月は
かつら合わせ
衣裳寸法合わせ
などからはじまり、
音合わせ・ツボ合わせ
後見さんとの詰め
リハーサルへと向かっていきます。
まだまだ先と、のんびりしていましたが、
残すところ、数回の稽古だけ
となりました。(=_=)
もちろん、まだまだ・・・・未完成。
踊ること自体は、置いといて…
この度の踊りの演目に対し
髷(まげ)の形をどうするか、迷っております。
ただいま考慮中です。
今までは、
ほとんど迷うことなく、
初代紫先生が決めて下さったり、
床山さんにお任せしてまして、
なんの疑問、不平不満もありませんでした。
でも、今回は自分で決めなければなりません。
これは「元禄のたて兵庫」。私たちは「げんこつ」と呼んでいる結い方です。
下から、ぐーっと結びあがっている感じ。遊女です。
こちらは「つぶし島田」。
島田系は、たくさんあるけれど、
有名なのは花嫁さんの「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」でしょうね。
つぶし島田は粋な芸者・女房・娘など使用範囲の広い髪型です。
髪の形や装飾品で、
その人の身分、格式・職業、性格、年齢、境遇、
などが分かる様に、いろんな決まりごとがありますが、
まっ、男性ほど細かくはありません。
私の一番の気になるところは、
生え際の形です。
初代紫先生も、
生え際を、とても細かく
カツラ屋さんに指示・手直しをしていました。
自分の仕上がりをイメージし、立ち姿から振舞い、
すべての調和に向けて、気持ちを引き締めます。
日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波
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