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「武田節」だよ

  • 藤間紫希波
  • 2021年10月12日
  • 読了時間: 1分

火曜日の久喜教室では、


生の唄による踊りの会に向けての、第一歩を踏み出しました。



詩吟教室で教えるのを辞められて、一年経つとおっしゃっていますが、


ご本人の心配をよそに、


出る出る・・腹から大きなはっきりしたいいお声が・・・


とても90近いご高齢の方とは思えません。



詩吟は、唄う事を「吟じる」といいますが、


謡曲の様に「謡う」にも共通する、


声の奥行、丹田からの深みを味わえます。



鍛錬の賜物です。




その元詩吟の先生が、日本舞踊に歩み寄って下さり、



民謡の「武田節」を歌ってくれるようです。



「練習しておくよ」とおっしゃってくれました。




それで、


私は、家でとりあえず音源を探しまして、



三橋美智也の武田節のカセットテープを探し出しました。


ありました。ありました。若い三橋美智也さんのお姿のテープ。


1961年キングレコードと記してある、1998年製のカセットテープです。



聞いてみて、


自分はどのくらい覚えているだろうか・と不安でしたが、


何回か聞いていると、


出てくる出てくる。


自分の奥の方から、芋ずる式に振りが出てきました。



我ながらビックリ。



鍛錬の賜物とまでは、まだまだ言えませんが、



舞踊家の端くれ、生徒さんにちゃんと指導して



踊れるようにしたいと思います。


本日より、少しずつ稽古を始めました。

日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波



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