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いまでもウルウル

  • 藤間紫希波
  • 2021年9月3日
  • 読了時間: 1分

9月に入り、急に涼しくなりました。

蝉の声も聞こえなくなり、ちょっと寂しいです。


昨日は、一つの園で、

主任の先生といろいろ相談をし、演目を絞り込みました。


ここの園の先生方には、

何かとお世話になってまして、

何時も感謝しているんです。



たとえば・・・


踊りに使う小道具を、

何種類も作ってもらったり・・・

(そして、それは他の園でも使わせてもらってます。)


男の子の袴用の帯も、

数多く作ってもらいました。

(もちろん、他の園でも使ってます。)


試験的な曲選びにも、協力してもらってます。



そんな、有り難い園での思い出・・・



園児には、

体格がいい子がいれば、

まだまだ幼さが残る、きゃしゃで小さい子もいますが、


とくに、

小柄でおとなしかったNくんは、

引っ込み思案で、

踊りに付いていくのも

やっとでした。



でも、

本番は見違えるほど、

立派に出来まして、

最後の掛け声も立派!


これにはビックリ・・・   


たぶん、

他の誰よりも、

私が一番驚いたと思います。



「ぼくね、お家で練習したんだよ。」


の言葉に、私は思わず、ウルウルしたのでした。


その子にとっては、最初で最後。

日本舞踊との縁は、多分無いでしょう。



でも、嬉しかったなぁ~。



あの嬉しそうな明るい笑顔が甦ります。



今年の園児さん達にも、いい体験ができる様に、

いい作品を作ろうと思います。

日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波








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