9月に入り、急に涼しくなりました。
蝉の声も聞こえなくなり、ちょっと寂しいです。
昨日は、一つの園で、
主任の先生といろいろ相談をし、演目を絞り込みました。
ここの園の先生方には、
何かとお世話になってまして、
何時も感謝しているんです。
たとえば・・・
踊りに使う小道具を、
何種類も作ってもらったり・・・
(そして、それは他の園でも使わせてもらってます。)
男の子の袴用の帯も、
数多く作ってもらいました。
(もちろん、他の園でも使ってます。)
試験的な曲選びにも、協力してもらってます。
そんな、有り難い園での思い出・・・
園児には、
体格がいい子がいれば、
まだまだ幼さが残る、きゃしゃで小さい子もいますが、
とくに、
小柄でおとなしかったNくんは、
引っ込み思案で、
踊りに付いていくのも
やっとでした。
でも、
本番は見違えるほど、
立派に出来まして、
最後の掛け声も立派!
これにはビックリ・・・
たぶん、
他の誰よりも、
私が一番驚いたと思います。
「ぼくね、お家で練習したんだよ。」
の言葉に、私は思わず、ウルウルしたのでした。

その子にとっては、最初で最後。
日本舞踊との縁は、多分無いでしょう。
でも、嬉しかったなぁ~。
あの嬉しそうな明るい笑顔が甦ります。
今年の園児さん達にも、いい体験ができる様に、
いい作品を作ろうと思います。
日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波
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