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藤間紫希波

うれしかったこと

今日は

滅多に着ない着物を行きました。


私が幼い頃は

嫌いだった柄のの着物です。


不思議なもので、

年齢を重ねるうちに、

着物の見方も変わり、

好き嫌いのくくりに収まらずに、

特に年代物の着物に対しては、

挑戦心が出てきます。


特に、この着物は涼しいし軽い。

気持ちよく駅まで歩いていると、

数名のご婦人に

「素敵な着物ですね、よくお似合いよ」とか

「久しぶりに、良い物をみさせていただいたわ」と

声を掛けられました。


声をかけて下さったご婦人たちに共通しているのは、

以前は着物を良く着ていたり、

和裁が好きで着物が身近な事。

なるほど・・・

着物に慣れ親しんでいたという事ですね。


そういえば、

呉服屋さんから

「洋服的な色彩感覚」という言葉を聞いたことがあります。

つまり、

「和装の色彩感覚」とは異なるということです。

思い当たることはいっぱいあります。


私も、家にある古い着物に助けられて、

洋服的な色の組み合わせの他に

「和装の色彩感覚」が身に付いてきたのかしら・・・

タンスの肥やしになりかかっていたこの着物が

好きになりそうです。


嬉しくて

ちょっと二ヤニヤしながら

駅に到着したのでした。



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