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さすが専門職です

  • 藤間紫希波
  • 2022年1月17日
  • 読了時間: 1分

昨日と今日はリハーサルでした。


普段の稽古している音源と違い、


実際に地方さんが演奏して下さるのは、


踊りの間合いと合わせてくれるので、ぴったり合った時は気持ちがいいです。


でもスリル感も満載です。




今日は目の前に「ツケ打ち」の方が据わっていまして、


絶妙な間で「バタバタ」とツケ木をうってます。


後ろ姿をあまり見る事がないので、


やけに新鮮です。



「ツケ打ち」は


歌舞伎独特の効果音ですが、


この音が響くと、


メリハリというか、動作を強調させたり、


緊張感がより高まり、


登場人物の心情や状況が音の強弱でわるので、


歌舞伎舞踊には無くてはならない効果音です。


稽古場全体に響き渡ります。


当日は、舞台上手の隅で「バタバタバタッツ」と打ってます。


たぶん、黒子姿だったと思います。


派手な存在じゃないけど、


役者が見得をきるとき、


この「ツケ打ち」があるかと、


一気に盛り上がります。



たぶん、


裏方さんの中で


一番芝居の内容を熟知しているんじゃないかと思います。


日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波

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