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しみじみうれしい、それぞれの形

  • 藤間紫希波
  • 2021年8月17日
  • 読了時間: 2分

昨日、お盆様をお寺様にお送りしてきました。

お盆様をお送りするって言葉は、正しくないけど、

「ご先祖様たち・・」という言葉よりも、

幼い頃から呼びなれている「お盆様」の方が親しみがあります。


今年のお盆は、新鮮な嬉しさが、たくさんありました。



生まれて初めて、甥からプレゼントがありました。

それは、素敵なブラウスとスカーフ。

色もいいし、なかなかセンスもいい。

「店員さんと相談しながらかったんだ!」

と、少し照れた微笑みは、私一生忘れません。


だって、そんなことする甥じゃなかったから。

まして、男性から洋服を送られたことなんて記憶にない・・。

「いつもありがとうね」って・・。

どうしちゃったんでしょう。

彼の中で何が変化したのでしょうか・・・。


しみじみ、うれしいです。



レースの素敵なスカーフで


今年は、遠方にいる叔父・叔母の声を聴くことができました。

何年も音信不通で、大病を患った後、気にかけながら、連絡が取れなかったのです。

お盆だから繋がった、と思っています。

うれしいです。



そして、昨日は日舞の稽古で赤坂へ。


一階の「うまや」さんは、まだ休業しています。


料理とお酒は美味しいし、何といっても隠れ家的なお店なので、

時々、役者さんも利用してくれて、雰囲気がいいんです。

早く再開営業してほしい、と願いつつ、3階の稽古場へ。


先日お亡くなりになった勘紫行さんの気配はまだ残っております。


先生と一対一の稽古です。

全部見透かされるので、気を抜かず踊ります。


踊れるって有り難いなぁーと、しみじみ思います。うれしいです。



それぞれの夏・・


まだまだ残暑は続くと思いますが、

体調管理に気を付けて、前向きに生きていこうと

改めて思いました。



日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波





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