リハーサルは
地方さんの演奏をじかに聞いて
実際に合わせて踊ってみる大事な機会です。
普段の稽古の音源は、
違う方が演奏していたり、
唄う方も違うので、
同じ曲でも、
声を伸ばすところ、
テンポが速いところ、遅いところ、
「ゴーン」と鐘が入る
「チョン」と拍子木が入る等々、
微妙に違います。
たぶん、解釈や表現方法が
異なるからでしょう。
だから、
聞きなれた音源のみで舞台に立つ、
という恐ろしいことは絶対にできません。
本当に違うから・・・・。
それに欠かせないのが、
演奏者の前に置いて、
録音させてもらう機器。
カセットテープレコーダ
アナログ・・・とお思いでしょうが、
結局のところ、これが一番便利なんです。
ボイスレコーダーで取るほど
確かな音質でなくてもいいし、
直ぐ再生して聞ける。
たった一度しか、
合わせて踊る事ができないので
その音源で自分で稽古するにも、
テープがとても便利なんです。
しかし・・・
なんだこりゃァ~。
どうしたんだ・・
どれも、
動きません。
回りません。
ボタンが押せません。
音が出ません。
どうなっているんだ!
先月まで使っていたのまで、
知らんぷりしているじゃないか!。
結局、
リハーサルの当日は、
どなたかのを
拝借させて頂きました。
こんなもんなんですね。
日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波
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