本日のお稽古も、だいぶ実りがありました。
「夕暮れ」の振りは最後まで行きまして、
只今は踊り込みに入ってます。
踊り込みとは、振りは頭の中に入っていて、
曲に合わせて動く事はできる、その先の稽古です。
歌詞の意味を理解し、綺麗な形・美しく無駄のない動き・整った姿勢に持っていく、
いわゆる仕上げです。
当然、視線も大切になってきます。
この曲の様に、力を抜いてさりげなく踊る端唄物は、結構難しいです。
キッチリ踊ったら、
野暮ったいし、
味気ない。
力抜きすぎは、
だらしないし、
美しくない。
お座敷踊りのいい所は、
観る人、踊る人の距離が近いので、構えることなく、
同じ空間を楽しめる事だと思います。
だから、それなりの、見えない工夫と苦労があるのです。
もちろん、日舞ストレッチは欠かさずやっています。
日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波
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