今月から、赤坂では
「常磐津 吹寄江戸さわぎ」
の稽古が始まりました。
この曲は、
作曲 二世 常磐津文字兵衛
作詞 岩田道之輔
そして
構成・振付 藤間 可笑(市川笑三郎)
の作品です。
一月三十日の紫派藤間流舞踊会では
藤間 勘桜伎さんが踊られました。
その時の
プログラムの演目解説には
江戸の風情や情景を描きながら、
芝居好きな芸者が
贔屓役者の芝居を真似てみたり、
〽悋気しゃんすりゃ~と艶めいたり。
常磐津「江戸さわぎ」に、
「朝顔売り」と「年増」から
粋な件を混ぜ込んで、
吹き寄せの趣向にて
江戸情緒をお楽しみください。
と書かれています。
正直、難しいです。
振りを覚え、
そのまま踊っても、
全く意味がありません。
混ぜ込まれた演目の内容を熟知していて、
一瞬のポーズでそれが表現できないと・・
さらに
それを、芝居好きの芸者が演じているんです。
(=_=)・・
初世 紫先生が得意となさった、「江戸の粋」。
芝居がかった、軽快さ
かつ奥行きのある、
おおらかな踊りを目指して
精進していきます。
日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波
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