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皮膚がうったえます


夏の着物は、

湿度が低ければ、まぁそれなりに過ごせますが、

湿度の高い日は、生地の違いが如実にかんじられ、

ストレスもたまります。


家で洗濯できるナイロン系の着物は、

雨の日はとても助かってます。

仕事場では惜しげもなく働けるし、

第一、着物に気を遣う事がないから、気が楽です。


でも・・・

汗ばんでくると、

皮膚にくっついて苦痛。

いつまでも馴染まないのです。


やっぱり、綿や麻、天然ものが一番。

身体に優しいです。


先日着た麻の着物は軽くて涼しかった。

暑いけど不快感がなし。



芭蕉布の着物も

皮膚呼吸が楽にできて、

身体のストレスはないけれど、

しわになりやすく、

お稽古着には向いてない。


どちらも、人間に歩み寄ってくれるんだけど・・・


そして、共通しているのは

雨の日には

あまり着たくない、

ってことです。


結局、今日も

こんな天気だから

家庭で洗えるナイロン系の着物にしました。


下着類は、肌に直接触れるので、ほとんど綿です。

それでも、着物の生地によって

体感がちがいます。


こんなに透けていて

見た目は同じように見えるけど


体感は

全く違うんです。


紫派藤間流日本舞踊藤間紫希波




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