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皮膚がうったえます

  • 藤間紫希波
  • 2022年7月13日
  • 読了時間: 1分

夏の着物は、

湿度が低ければ、まぁそれなりに過ごせますが、

湿度の高い日は、生地の違いが如実にかんじられ、

ストレスもたまります。


家で洗濯できるナイロン系の着物は、

雨の日はとても助かってます。

仕事場では惜しげもなく働けるし、

第一、着物に気を遣う事がないから、気が楽です。


でも・・・

汗ばんでくると、

皮膚にくっついて苦痛。

いつまでも馴染まないのです。


やっぱり、綿や麻、天然ものが一番。

身体に優しいです。


先日着た麻の着物は軽くて涼しかった。

暑いけど不快感がなし。



芭蕉布の着物も

皮膚呼吸が楽にできて、

身体のストレスはないけれど、

しわになりやすく、

お稽古着には向いてない。


どちらも、人間に歩み寄ってくれるんだけど・・・


そして、共通しているのは

雨の日には

あまり着たくない、

ってことです。


結局、今日も

こんな天気だから

家庭で洗えるナイロン系の着物にしました。


下着類は、肌に直接触れるので、ほとんど綿です。

それでも、着物の生地によって

体感がちがいます。


こんなに透けていて

見た目は同じように見えるけど


体感は

全く違うんです。


紫派藤間流日本舞踊藤間紫希波




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