初めて袖に手を通した、
古い着物があります。
母の嫁入りに持参したらしい着物ですが、
明らかに小さく
母も着なかったようです。
つまり、
母親の為に仕立てた着物ではないようです。
この地点で、もう古着だった、という事なのでしょう。
それは結城紬で、色合いも良く、年代物の割には
生地はしっかりしています。
身丈を伸ばすことがかなわず、
どうしたものかと、思っていましたが、
思い切って、
道中着にしました。
しかも、長めに・・
どうせなら、父親の羽織の裏地を使おうと、
裏側は男性用の裏生地仕立てにしました。
本日、仕付け糸をはずし、
無事に、主は私になりました。
お気に入りです。
あとは、この道中着を、洒落て着こなすだけです。
(これが、なかなか難しい (=_=) )
結局、自慢話になってしまいました(笑)。
日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波
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