今日は、午後より、
三代目家元藤間紫の「藤娘」を
観に行かせて頂きました。

平成17年から開催されている
「花形・名作舞踊鑑賞会」は
毎回いろいろな演目が踊られてきましたが
今回は、私にとって懐かしい「お染久松」もあり、
大変楽しみにしていました。
小学生の頃、「お染久松」を友達の姉妹が
稽古していて、
私もセリフは覚え・・・
「お染様、やっぱりあなたは山家屋へ、お帰りなされてくださりませ」
これは実在したお染と手代久松の心中ものですが、
まだ幼い小学生二人が演じていたのですから可愛いもんです。
それ以来です。
また、「棒しばり」は狂言でしか観たことがなく
長唄「棒しばり」として作品に触れるのは初めてです。
セリフが多く、しかも運動量が半端ないし、難しい。
なかなか上演されることはない演目でしょう。
どの演目も素晴らしかったでした。
名作の上演を通して
日本舞踊の面白さを広く広めるためのシリーズですが
このコロナ禍の中、無事に開催されたことを
本当に嬉しく思います。
客席も間隔を開けることなく、みんな座っていました。
そして、売店も健在。

今回は記録収録がありましたので、
いつかはテレビで放送されるのでしょうね。
楽しみです。
三代目家元、お疲れ様でした。
来年は国立劇場の大・小・演芸場他すべてを
取り壊します。
そして2029年の再開場まで
「初代国立劇場さよなら公演」
が今年の秋から始まります。
紫派藤間流日本舞踊 藤間紫希波
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