花形・名作舞踊鑑賞会
の第二部に
三代目家元藤間紫が
長唄 藤娘
で出演いたします。
ここまでは、以前書かせて頂きましたね。
藤娘はとても有名な曲でして、
日本舞踊をする人なら
一度は必ず踊ってみたいと思う曲でしょう。
巨大な松の木に
たくさんの
藤の花房が下がっている
そんな華やかな舞台装置の中で
藤の精が様々な女心を踊っていきます。
本来は大津絵の中から出てきた娘が踊る
という変化舞踊の中の一つでしたが
内容を一新し、
衣裳の引抜きなどの演出の他に
長唄の藤音頭も挿入されたりして、
以来、その形が一般的になり
現在では
歌舞伎舞踊の演目の一つであり、
日本舞踊でも欠かせない曲となりました。
7月23日(土)
国立劇場小劇場です。
日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波
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