4月の大歌舞伎
更新日:2021年4月10日
4月3日から始まった歌舞伎座での興行で、
三代目藤間紫の補佐として、
私たちの日本舞踊を見て下さる市川笑三郎(藤間可笑)さんは、
第一部「小鍛冶」に出演しております。

「小鍛冶」は刀匠宗近と、稲荷明神のご神体である狐の精霊が相槌を勤め、
見事に名刀を作り上げるお話です。
物語の展開や舞台の変化に富んでいて、舞踊としても見せ場が多く、とても見ごたえのある
面白い演目です。
稲荷明神は市川猿之助さん、小鍛冶は市川中車(香川照之)さん、
その弟子として笑三郎さんは出演しています。
その演目を終えてから、稽古場に駆けつけて下さるのです。
ここ赤坂の稽古場の入口は、すっかり初夏の緑鮮やかな木々になりました。
一階の「うまや」さんも営業を再開し、食事に来るお客さんも、
この入口から入っていきます。

歌舞伎のポスターもこの入り口に貼ってあります。
埼玉県日本舞踊教室 藤間紫希波