六月からは、自分で
更新日:2021年5月29日
私が日本舞踊の非常勤講師をしている保育園では、
園児さんの、ほぼ全員の着物が揃いました。
ご両親様をはじめ、皆様ありがとうございます。
今年はとくに、揃うのが早いです。
そして、用意できない方にも、こちら側で用意しまして、
各自、自分で浴衣と帯の一式を管理し、約一年間大切に使うことになります。

これは、私の持っている、兵児(へこ)帯です。
三尺(さんじゃく)帯とも言っています。
二つの名には本来は区別があるのですが、子供用の帯としては、
だいたい同じ帯を指すことが多いので、どちらの名を使っても、差し支えありません。
それで、この兵児帯ですが、
見事なまでに、同じ帯をしている園児が少ないのに驚きました。
色合い、絞り具合、模様 等々、いろんな帯が出そろっています。
鮮やかで、綺麗です。
子ども達が浴衣を着て、兵児帯を締めると、それはそれは、とっても可愛いいもんです。
本人たちも、喜んではしゃぎ回ります。
かと思えば、急にしおらしくなって、お行儀が良くなったり・・、
とにかく、楽しいひと時です。
さぁーて、
6月からは、
本格的に「自分で浴衣を着る、たたむ練習」に入ります。
先生のすることを、よく見て、聞いて、やってみる。
短気を起こさず、辛抱強く、頑張ってやってみる。
勿論、楽しく過ごしましょうね。
日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波