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姫路城よ

  • 藤間紫希波
  • 2021年7月22日
  • 読了時間: 1分

姫路駅の上り新幹線のホームから、姫路城がよく見えます。

そして、駅からお城へは、

大手前通りが、真っ直ぐ伸びています。




私は、大手前通りを歩くのが、好きでした。


また大手前通りを左右横切る様に、商店街が幾筋もあって、

その商店も、新旧様々な小さな店が混在し、

迷路を楽しむように、歩きました。



いま、ここから見ると、

左右の建物は、以前はもっと色彩色豊かでしたが、

看板が外されたり、シートが掛かってたりと、何となくグレーがかっています。


そうです。閉店している建物が増えたのです。



世の中、いろいろありますね。


歩いてる人、

観光に来ている人、

買い物を楽しむ人、


全体的に少なくなって寂しいです。


ずいぶん前の、姫路城が世界遺産に登録された頃、

観光の人が大勢集まるようになって、

お城の痛みが激しくなった、と聞いたことがあります。


と、すると、

今の状態は、お城にとっては悪いことでもないのでしょう。



人間が作った建造物なのに、姫路城だけが別格で存在しているように見えました。



姫路城には、


戦国時代と今の時代、

どう映るのでしょう。



そんなことを考えて、新幹線が来るのを待っていたのでした。


日本舞踊紫派藤間流 藤間紫希波

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